スマホ首

スマホ首とは「本来あるべき首の骨の湾曲が少なくなり真っ直ぐに近い状態になること」をいいます。

スマホ首になってしまうことで頭痛や肩こり、首こり、眼精疲労などを引き起こしやすくなります。

放っておくと、手足の痺れや、めまい、耳鳴りや不眠といった自律神経系の症状の原因にもなります。

本来であれば湾曲している頸椎が姿勢の悪さから真っ直ぐに

なり、
それによってさまざまな不調を引き起こしてしまうのです。

スマホ首の原因は主に次の3つが挙げられます。

• スマホの使いすぎ

スマホの使いすぎによって「頭が前へ出ている姿勢を長時間続ける」ことになります。

スマホを使用するときのうつむき姿勢が首へ過度な負担となりストレートネックの原因となってしまいます。

• 長時間のデスクワーク

長時間のデスクワークで「頭が前へ出ている姿勢を長時間続ける」ことになり、首への負担が強くなってしまいます。作業に集中しようと画面を食い入るように見続けると姿勢の悪化に繋がります。

• 姿勢の異常

姿勢の異常からストレートネックの原因となることもあります。

いわゆる猫背のような円背姿勢が長期間続くと代償を取るように首が前に出た姿勢になってしまいます。

首以外の姿勢が原因でストレートネックになることもあります。

スマホ首になると次のような症状があらわれることがあります。

・首の痛み
・頭痛
・肩こり
・めまい
・吐き気
・眼精疲労

頭の重心が前へ移動してしまうと、首の筋肉のみで頭を支え続けなければならなくなります。
すると首の筋肉に過度な負担が生じ、これらの症状を引き起こしてしまうことがあります。

症状が進むと首を通る神経を圧迫してしまい手足のしびれが起こることもあり、ひどくなると椎間板ヘルニアになってしまう方もいらっしゃいます。

また首には脳と身体をつなぐ自律神経も通っているため、ストレートネックにより圧迫されてしまうと不眠や不安感などといった自律神経失調症のような症状があらわれることもあります。